上の画像はこの前からちょっと育った
ベンケイソウです。
葉っぱから葉っぱが生まれてるのが
よくわかるようになりました。
今日は自己流金継ぎの
ご紹介をさせてください。
漆椀のお直しの次は
今朝のニュース番組で
金継ぎのことを取り上げていました。
人気急上昇のようです。
去年漆の椀を自分で塗りなおし
ついでにお正月に使っている塗りの
食卓用のお盆も塗りなおしたのでした。
自分的にはなかなかうまくいったので
気をよくした私は
なんちゃって金継ぎもしたのでした。
といっても、「金」は使わなかったので
「漆継ぎ」「銀継ぎ」かな??
材料は
生漆
砥の粉
漆
錫粉
を使いました。
今朝のテレビでは漆と小麦粉っていってたのですが
私は生漆と砥の粉を使いました。
完全に割れて破片になっているものを継ぐのでなく
欠損してしまった部分を
生漆と砥の粉をねりねりして
パテのようにして埋めて
硬化させたあとに
その上から漆を塗ったり
漆の上に錫粉をあしらったり
ということをしました。
大好きな和食器を
私は源右衛門窯の食器が大好きです。
30年くらい前に母への贈り物で
湯吞みを買ったのが初めての出会い。
母はもういないので
私がその湯吞みを引継ぎ
それからもこつこつと少しずつ
買い足して使っています。
高級品でも食器棚にしまい込んでいては
勿体ない、使ってなんぼ
と考える私は、毎日のように源右衛門の食器を
おしげなく使っています。
使ってると欠けることもあります。。。
そこで、自己流お直ししてみました。
金飾よりも赤い方が合うかなと思い
べんがらの漆で仕上げました。
直した部分のアップ。
もうひとつ
こちらも端がチップしてしまって
しまい込んでいたもの。
ちょっと画像がぼけてしまいましたがアップです。
中華料理用食器も
頂き物ですが
フルラインナップ並みにたくさんある
景徳鎮の食器も
お直しました。
食器自体が白と青なので
金飾よりも銀色の方が良いかなと思い
金粉ではなく錫粉にしてみました。
(その方がお値段もかなり手頃だし^^)
小皿
裏から見たところ
平皿。雲っぽく塗ってみたつもり。
端がチップしてしまったレンゲも
ちょちょいとお直し。
慣れれば便利
漆を硬化させるのに1週間くらいかかり
さらに再び食器として使うまでは
1月半くらいは待たなくてはならないので
ちょっと時間はかかりますが
これで大好きな食器たちを
ずっと使い続けることができます。
金継ぎの材料もネットショッピングサイトで
手に入るし
金継ぎの方法も丁寧に解説してれている
サイトがいくつかあるので
あくまで素人の仕上がりではありますが
自分で日常使うには全く問題なく
食器を修復できました。
便利な世の中ですね。
衣類のボタンが取れたら自分で
つけ直せるように
お気に入りの食器も
残念ながら欠けてしまったら
自分で直して長く使えるのって
いいんじゃないかと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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